足場で使用する足場板と木材とは?建築現場によっては使用必須

足場の意味

工事現場で作業をするために使うものといえば「足場板」です。
主に高所での作業で使われることが多く、作業中の体重を支える重要な役割を担っています。
足場板には木材を使ったもの、スチール、アルミ、合板などの違いもあります。
今回は足場板の木材について、説明していきたいと思います。

足場板が木材でないとできない建設現場がある

高所作業での作業板もしくは通路代わりとして使用されるものになります。
基本はスチールやアルミなどの足場板を用いることが多いと言われています。
ただし、建設現場によっては足場板を木材しか使用できないところも存在します。
合板を使う、一枚板を使うなどの差はあるにしても、木材を足場板として使うケースもあります。
DIYなどの木材を使うこともあれば、家具材などのリサイクルを足場板として使うことも。
特に杉素材を使った木材の足場は、日本の関西地方で多く見かけるものになり、
時代を超えて根強い人気があります。
木材の足場板の多くは、状況として比較的過酷な場所で使われることもあり、
5年前後使用したあと、使命を終えるケースがほとんどです。
足場板は、強度が重要になるので、少しでも耐久性に問題があると判断したときは、引退となります。

木材の足場板はしっかりと乾燥させたものを

木材の足場板は、到来のスチールやアルミなどとは違い、その特性を理解しておく必要もあります。
木材のなかには天然一枚板を使用した贅沢なものもあります。
ただし、しっかりと乾燥の下処理をしていないと、途中でひび割れが発生してしまう、
木材の反りが出て来てしまうなど、使えなくなってしまうリスクもあります。
足場板で木材のものを選ぶときは、乾燥の処理が終わっているものを選ぶようにしてください。
ホームセンターなどで販売されている、足場板でも乾燥済みのものは売っています。

ちなみに建設現場等で使用された足場板で使えなくなってしまったものは、
再利用として使われることもあります。
実際に古材として足場板を販売しているところもあり、
傷や適度な痛みがはいっていることからも人気があります。
ボード状になっているため使いやすいこと、レトロ感が癖になるデザインです。
木材でも無垢なものになると、反りが出て来てしまうこともあります。
どうしても無垢ならではの特性になりますので注意してください。

その点、合板の足場板になると、 奇数板の単板を木目の方向に併せて貼り合わせて作ります。
この特性から伸縮がほとんど見られず使いやすい良さもあります。

木材の足場板はこんな人におすすめ

足場板にもさまざまなものがあり、どれを選ぶべきなのか迷う人もいると思います。
木材の足場板は、適度な厚みがあり安定感があります。
普段、足場を使った作業をしたことのない人でも安心して利用でき、とても重宝できます。
足場板のなかでも比較的安価で使えることもあり、できるだけ費用面を抑えたいと思っている人にも最適です。
足場板として使えなくなってしまったときに、
どんな使い方があるのかなども含め決めるのをおすすめします。
木材を使った足場板は、昔から行われてきた方法になりますし、日本ではよく取り入れられています。
木材ならではのナチュラルで自然体な見た目や使用感は、
他のスチールやアルミでは出せないポイントだと思います。木材ならではの特徴もありますし、
特性をしっかりと理解したうえで使うようにしましょう。

まとめ

足場板は建設工事にとっても重要なものです。木材でないとできない現場があること、
そもそも木材のほうが好きであえて使っている人もいると思います。
使いやすいと感じるのは個人差がありますので、納得できるものを使うようにしてくださいね。

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