工事現場にとって必須ともいえるのが「足場」の存在です。
どんなにベテランの職人だとしても、作業を行うためには足場がないと話になりません。
その足場を作る材料を「足場材」と言います。すべて新品で揃えることもあれば、
コストを抑えるために中古を利用することもあります。
足場材の中古とはどのようなものなのでしょうか。
足場材とは
足場材は、足場を組み立てるために必要な材料のことを言います。
足場の種類によっても材料の中身が異なるので一概にはいえませんが
「建枠」「筋交」「連結ピン」「ジャッキベース」「アルミ階段」
「足場板(補助も含む)」「ライフガード」「シンプルレール」「クイックハバキ」
「シンプルガード」「手摺柱」などが該当します。
他にも単管足場を組む際は「パイプクランプ」なども必要になります。
足場材を揃えるときに、すべてセットになっているものを購入する場合もあれば、
単品で一つひとつ選んで購入するときもあります。
建枠のサイズによっても足場材の種類が異なるため、バラバラに購入するときは注意が必要です。
同じメーカー同士でないと使えないものもあるため、
事前に使える足場材を確認しておくことが大切です。
また、いざ、足場を組み立てるときに不足して作業ができなくならないように、
多めに用意しておくなど、もしもに備えることも必要です。
足場材は中古でも揃えられる
足場材は新品で購入する場合もあれば、中古として販売している業者から
購入する方法もあります。
中古の場合は、購入時に材料に不備がないか使っても問題がないか、
確認してくれる業者を選びます。整備面のポイントとして、
油差しの有無、ネジさらいや、サビの付着などの程度によっても
中古品の金額が変わります。中古としての状態はどうなのか、
ランク付けをしている業者もあり、購入する側としては
わかりやすいのも大きなメリットです。
ただし中古品は、新品のように大量に在庫が用意されているわけではありません。
そのため、必要な足場材があれば、日頃から確認しておくこと、
また、こまめに中古販売を確認しておくのをおすすめします。
タイミング次第では、良品が手頃な価格で購入できるケースもあり、
中古でも十分に満足できるはずです。
足場材の中古はどこで購入できるのか?
足場材専門のお店はもちろん、楽天などの通販サイトでも購入できます。
中古なのもあり、相場はお店によっても違いますが、
購入後配送などもお利用できます。
購入時の整備の質には違いがあるので、
口コミなどを参考にしつつ決めるようにしてください。
中古品の多くが、ノークレーム、ノーリターンのものが多く、
購入後になにかあって返品したいなどもできないようになっています。
新品とはどうしても違うので、多少のへこみもありますし、
ゆがみなどの心配もあります。
また、使わなくなった足場材を逆に中古で買取してほしいと
考えている人もいると思います。
中古販売をしている会社などで、買取も行っているケースがあります。
足場材の状態によっても買取額が変わってしまうので、
本当に納得できるお店かどうかを判断したうえで決めるようにしてください。
状態や人気の有無、お店の在庫によっては買取額が下がってしまうこともあります。
まとめ
足場材を新品だけでなく中古で購入するのは珍しいことではありません。
セットで安く購入する人もいれば、足りない部品だけ追加で購入したり
在庫として持っておきたいなど、さまざまな理由で利用しています。
中古といっても状態の違いもありますので、できるだけランクが良いものを選ぶと安心です。
足場材のコストを下げたい人は、中古も検討してみてもいいかもしれません。
コメント